KCIA 南山の部長たち 映画 感想 あらすじキャスト 主演 イ・ビョンホン 実話を基にしたベストセラーを映画化

映画
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スタッフ キャスト

監督 ウ・ミンホ 「インサイダーズ/内部者たち」「スパイな奴ら」「破壊された男」

脚本 

ウ・ミンホ

イ・ジミン

撮影 コ・ラクソン

美術 チョ・ファソン

音楽 チョ・ヨンウク

キャスト

イ・ビョンホン

イ・ソンミン

クァク・ドウォン

イ・ヒジュン

キム・ソジン

ソ・ヒョヌ

チュ・ソクテ

パク・チイル

パク・ソングン

ジ・ヒョンジュン

説明

1979年10月26日に 起きた パク・チョンヒ大統領暗殺事件

を もとにつくられた キム・チュンシクのベストセラー

KCIA-「南山と呼ばれた男たち」を

原作にしたサスペンス映画

主演はイ・ビョンホン

共演 大統領役に「目撃者」のイ・ソンミン

「アシュラ」のクァク・ドウォン

「1987年、ある戦いの真実」のイ・ヒジュン

「ザ・キング」のキム・ソジン

韓国2020年公開作品の興行収入第一位を記録

ストーリー

大韓民国大統領直属の諜報機関である中央情報部 通称KCIAに

所属する部長キム・ギュピョンが大統領を射殺した1979年10月26日

大統領の次に権力を持っていたキム部長が

なぜ 大統領を 暗殺したのか!?

その時から さかのぼること40日前

KCIAの元部長パク・ヨンガクは

亡命先のアメリカ

下院議会聴聞会で

韓国大統領の腐敗ほ告発する

証言を 行った

さらに 告発本も 執筆中だった 

激怒した大統領が 

キム部長に事態の収拾を命じた

キム部長はアメリカにわたり

かつての友人でもある元KCIA部長パク・ヨンガク

に会いに行く 

しかし それが やがて

自らの運命を狂わせる序章だとは

知らず

キム部長は 決断していく・・・

感想

現代社会でも問題に

なっているパワーハラスメント

そういった 問題が

過去にも 存在し

また それが過去では

大統領暗殺という事件へと

発展した

1961年

軍事クーデターをおこし

1963年から1979年まで

大統領をつとめた

パク・チョンヒ大統領

漢江の奇跡とよばれる

韓国が 世界最貧国から

脱した30年を評価されているが

一方で民主化運動には

強硬姿勢で

独裁者との 批判評価もを受けて

いる

そのパク・チョンヒ大統領の

1979年におこった

大統領暗殺事件をもとに

映画化された

原作は

キム・チュンシクによる

ノンフィクション作

実録KCIA南山と呼ばれた男たち

を原作に映画化されている

キム部長役にイ・ビョンホン

いつもは

非常な暴力的な男の役が

多いイ・ビョンホンが

今回は 真面目で 忠実な部下を

演じている

パク大統領(イ・ソンミン)

を 尊敬し 忠誠心を

もつキム部長

しかし

次第にパク大統領の

ごうまんで 自分勝手で

理不尽さに

振り回され

自分の親友との

仲さえも 終らせてまで

パク大統領のために

尽くす

しかし

同じく側近の

クァク・サンチョン警護室長(イ・ヒジュン)

が キム部長へ

しつこく 罵り 罵倒を浴びせてくる

そのクァク・サンチョン警護室長に

パク大統領は

そそのかされ

キム部長は

のけ者扱いされ

また

パク大統領は

キム部長への功績や

働きを なんとも思って

おらず

それどころか

親友さえ 裏切る

ひどい奴 あんなやつは

側近に も置いておけないと

クァク・サンチョン警護室長を

側におき

キム部長は

パワハラ

扱いを受ける

電話では ちゃんと働け!と

罵倒され

宴会場にも

呼ばれない

式典には

キム部長は ここへ残るように指示され

席は 用意していないと

言われ

かつて

パク大統領と

軍事クーデターを

成功させた 側近の

扱いでは

なかった

そして

度重なる  クァク・サンチョン警護室長 の

嫌がらせ 

小競り合い 喧嘩も していた

当然 相当なストレスが キム部長には

のしかかっている

キム部長はアメリカともコンタクトを

とっていて アメリカ側からも パク大統領は

終わった 後任を どうにかしてくれと

キム部長との 話し合いで 出ていた

  

冒頭で なぜ 親友のパク・ヨンガク元中央部部長(クァク・ドウォン)が 

アメリカへ逃げ パク大統領を 痛烈に批判し 暴露本を

出そうとしたか

映画の前半は キム部長(イ・ビョンホン)と パク・ヨンガク元中央部部長(クァク・ドウォン)

との 交渉から 話が

進む

リンカーンの像の前のシーンで パク・ヨンガク元中央部部長(クァク・ドウォン)

は リンカーンはこの国では 神だが しかし 撃たれて 亡くなったと

言っている

今後 起こる 展開を 示唆しているのが 印象深い

映画 自体の 進行は 暗いトーンで

フラストレーションが たまっていくのだが

ノワール的な雰囲気で 進行に 映画の中に 入り込む

とにかく 感情が ふつふつと 怒りや憎悪 

フラストレーションが どんどんと たまっていく

しかし 普通ならば 嫌に なるのだが

たまりに たまった このフラストレーション

どう してくれようか と

思うのだが

そこは やはり ラストに すべてを

解放 してくれた

現代社会でも 普通に 存在 するような

フラストレーション そのフラストレーションを

ラストに 解放してくれる

この 映画は 事実も 交えた 感慨深い 映画 であった

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